歯のお手入れ

TOOTH CARE

TOOTH CARE歯のお手入れ

「磨いてるか」ではなく、「磨けているか」が重要です!必ず鏡を見ながら行ってください。

歯磨き①

ねらって落とす!毛先磨き

歯ブラシの選び方

  • 植毛部(ヘッド部分)が小さい。
  • 毛束が3列以下。
  • 柄はストレート
  • 毛の硬さはふつう。

Point 細かな振動

歯面のカーブにあわせて毛先を直角に当て、細かく2~3mm振動させて磨きます。1ヶ所10回程度

Point 軽いタッチ

軽いタッチで当てる。力が入りすぎると細かな所まで磨けないだけでなく、歯や歯肉を傷めます。鉛筆を持つように持つと軽いタッチになりやすい。力をかけすぎると毛先があたらない。

Point 角度

磨き残しやすい歯と歯肉の境目に毛先を45度くらいに向けて磨く。

Point 毛先を使い分ける

歯ブラシのつま先、わき、かかと、など部分的にうまく歯面にあわせていきましょう。最も確実に落とす方法が「毛先磨き」です。

つま先を使う

かかとを使う

歯磨き②

清掃補助道具を活用する。

歯ブラシだけではどうしても届かない所には、自分にあった清掃補助道具を活用しましょう。

01

歯間ブラシ

隙間のある歯と歯の間の清掃に使います。歯間の大きさにあわせて毛先のサイズを選んで下さい。入らない時は無理に使わないでデンタルフロスを使いましょう。

02

デンタルフロス

歯と歯の間の清掃に使います。(歯間ブラシの入らない所に最適です。)

03

部分用の小さい歯ブラシ

通常の歯ブラシでは届きにくい所の清掃に適しています。

ここで、歯垢(ばい菌の塊でネバネバしたもの)の付きやすい所=磨き残しやすい所は何処でしょう。その磨き残しの多い所に気をつけて歯磨きをしましょう。

磨き残しやすい所

  • 歯と歯の間
  • 歯と歯肉の境目
  • 奥歯のかみ合わせ
  • 凹凸した所(歯並びの悪い所)
  • 背の低い所(萌えかけの歯など)

フッ素の応用

フッ素の応用は
ホームケアで効果を発揮する。

フッ素=虫歯の原因である酸に対して溶かされにくい歯をつくります。また、歯垢をできにくくする効果もあります。

Point

  • フッ素配合の歯磨剤をつかいましょう。
  • フッ素配合の歯磨剤で磨いたら、フッ素ジェルなどを歯ブラシで歯面に塗布します。その後、30分は飲食・うがいを控え口腔内に留めるようにして下さい。これを毎日続けることが効果的です。

その他

舌磨き

鏡で舌を見ると白いものがこびりついていることがありませんか?これは舌苔(ぜったい)とよばれるもので、口内細菌の巣です。この舌苔が口臭の原因にもなります。舌専用のブラシで清掃することをおすすめします。舌磨きは朝一番に歯磨きをした後、行うことが望ましいとされています。また、舌磨きは味覚もよくします。